カナダのスキルドワーカープログラム

※ブログを移設したため、本記事の内容は、下記ページにて情報更新して投稿しています。

happybanana.info

 

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私たち家族は2013年5月にFederal skilled workersプログラムに申請をしました。

 

現地でのジョブオファーが無くても応募できる、貴重なプログラムですが

カナダの永住権も年々厳しくなっているようで、このプログラムも2013年5月に

申請基準や審査方法が見直されました。

学歴判定は外部の査定団体に委任されたり、語学基準が厳しくなったり、

最初の申請時に全書類の同封が必須、後付けでの送付が一切認められなくなったり、

などなど・・

 

申請資格

- 募集対象職であること (対象職は毎年変わる)

- 対象職での勤務経験が1年以上あること(ポイント!)

- 語学力(IELTSだと、各バンド6以上必須。6を下回ると応募不可)

 - 資金力 (扶養家族に応じて異なり、家族3人だと$17,011)

 

 あとは、上記に加え、下記の項目などでポイント査定していき、

下記の項目等で一定のポイントをクリアすればOKです。 

- 職歴

- 年齢

- 学歴

- カナダでの職歴、学歴、親族の有無など

- 配偶者、同棲している恋人などのポイント加算

となります。

 

各基準の詳細説明は省きますが、なんと、対象職での経験は1年以内でいいんです!!

これって、オーストラリア、ニュージーランドの基準からすると、本当に緩い。

知り合いのフィリピン人は、今は看護師だけど、過去にたった1年だけ

IT職での経験があったため、IT職で応募し、見事永住権ゲットしてます。

しかも、その証明は、職種査定を受ける必要もなく、雇用主などからの雇用証明書のみ。

 それって、仲良い雇用主や上司だったりしたら、不正すらもあり得てしまうんじゃないか・・

と逆に心配してしまいます。 

 

募集対象職は、その時にカナダで人材不足となっている職種なので、毎年変わります。

募集人数も毎年違って、私が応募した時は各職たったの300名という狭き門でした。

全世界から応募があって、たったの300?!と、まじで驚愕しました。

でも、2014年現在の募集は各職1000名みたいです!

対象職種も増えてるし、何とも素晴らしい。

今はチャンスですね!!

 

あと、緩いなと思うもう一つのポイント、それが配偶者・コモンロー加算。

対象は配偶者だけでなく、同棲している恋人(同性愛含む)でもOKなところもすごいし、さらに加算基準も優しい。

配偶者が一定の語学レベルや学歴を持っていればポイント加算されます。

IELTSだとSpeaking4、Listening 4.5、Reading3.5、Writing4以上でOKです。

このスコアだと勉強すれば割と取りやすいと思います。

だって、オーストラリアなんて、配偶者加算を取るには、

申請者と全く同じ基準(各バンド6以上)と学歴・職歴が必要ですからね。

 

でも、我が夫、この点数ももダメだった・・。

このプログラムに応募するために、急遽、韓国まで行って受けに行ったけど

あまりに急遽過ぎて、夫の方は何のIELTS対策もできてなかったから

 Listeningが基準を下回ってしまったんです。

でも、その後受けたIELTSは、スコアは十分上回っていたので、

IELTS問題の独特さを攻略するには、事前準備がいかに大事かってことですね。

 

配偶者加算は得られませんでしたが、私のポイントは68点と、基準を上回っていたので、応募できました。

67点以上であれば、高ポイントであろうが、関係ないらしいです。

合格は合格。

でも、Express Entryが2015年に導入されると、オーストラリアのようなEOI方式なので

ポイントが高い人が有利となるので、要注意です。

 

私が、カナダだと申請しやすいと思ったところは、こんな感じです。

そのため、受付開始となったら応募が殺到して、即、受付終了すると言われていました。

しかも、私が応募したComputer Engineerの職種は、

数年ぶりに募集がかかったこともあり、余計応募者が多いんじゃないかと。

とにかく時間が勝負と言われる中、小さなミスで再申請となったらアウト。

そこで、私たちは時間節約と正確さを求めて

コンサルタントに申請を助けてもらうことにしました。

 

コンサルタントにお願いしてなかったら、絶対却下されてました。

古い申請書を使ってたり、Job Discriptionの記載が不十分だったり、記入ミスがあったり、で・・

だって、申請書なんて、応募する時点で最新の申請書をダウンロードしないといけないんだけど

 何の予告も無しにこっそりと、且つ、頻繁に変わるんですよ!

私が申請した時も、いざ全書類が揃って、カナダのコンサルタント宛に書類一式を送ってやりきったーーと思った直後に、

申請書が更新されて、急遽送付し直し・・、ということがありました。

あのままコンサルタントさんが申請書の更新に気づかず、

古い書類のまま申請していたら、と思うとゾッとします。

申請者フォーラムで、同じ件で落ちた人がいたし、他にもほんの些細なミスで却下されている人を沢山見てきたので・・。

 もちろん個人でも申請はできるし、成功してる人も沢山いますが

個人的には、特にタイムリミットがあるような時には、コンサルタントさんを使うことをおすすめします。 

 

カナダのスキルドワーカーについては、こんな感じかなぁ。

他にも何かあったら追記します。